『PSNow』は、PS4・PS5向けに展開されている定額制のゲーム遊び放題サービスです。
コロナの影響で自宅で過ごす時間も多くなり、ゲーム好きの方の中にはPSNowの利用を検討している人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、PSNowが実際のところどんなサービスなのか、料金や特徴、実際に使用したメリット・デメリットなどについてまとめて解説していきます。
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個人的にゲーム遊び放題系の中でもイチ押しのサービスなので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
この記事の目次
PSNowとは?
『PSNow』は、PlayStationが提供するゲーム遊び放題の定額サービスであり、月額1,180円で、PS3とPS4の400以上のタイトルを遊び放題で楽しむことができます。
配信タイトルは毎月新しく追加されており、また期間限定で遊べるビッグタイトル(『JUDGE EYES』『ニーア オートマタ』など)も配信されています。
ストリーミングでプレイ可能
ストリーミングに必要な通信環境
プレイには下り速度5Mbps以上が保証される安定したネットワーク環境が必要となります。
PlayStation公式サイト
快適にプレイいただくには12Mbps以上が保証される安定したネットワーク環境が必要となります。
PSNowはクラウドサーバーに保管されたゲームソフトを、対応デバイスからネットワーク経由で遊ぶことができるクラウドゲームサービスです。
ストリーミングでのゲームプレイに加えて、対象のPS4タイトルをPS5orPS4本体へダウンロードしてプレイすることもできます。
対応デバイス一覧
- PS5
- PS4
- Windows PC →[必要最小スペック]Windows 10、プロセッサー Core i3 2.0 GHz、300MB以上の空き容量、2GB以上のRAM
PS5とPS4のほか、PCからもPSNowにアクセスすることができます。どれかのデバイスからPSNowに加入さえすれば、すべてのデバイスから利用可能です。
PS Nowサーバーにゲームデータを保存すれば、Windows PCでも、PS5またはPS4でも、好きな場所からサインインして続きをプレイすることができます。
ちなみに以前はPSVitaでも利用できましたが、残念ながら2017年8月をもってVitaでのサービスは終了しました。
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PSNow利用権の種類と値段
PSNowを利用するには、PSStoreやamazon、各店舗などで販売されている「PS Now利用権カード(コード)」を購入する必要があります。
利用権 | 料金 | 1月あたり |
---|---|---|
7日間無料体験 | 無料 | |
1ヶ月 | 1,180円 | 1,180円 |
3ヶ月 | 2,980円 | 約993円 |
12ヶ月 | 6,980円 | 約582円 |
利用権には上記の4種類が用意されており、初めて加入する際には7日間の無料体験を利用することができます。
各利用権は利用権の期間が増えるにつれて1月あたりの料金をお得に加入できるようになっています。
元々は1ヶ月あたり2,500円と高めな価格設定でしたが、2019年のリニューアルに伴って半額以下まで値下げされました。
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利用権の購入にはクレジットカードが必要
PSStoreから利用権を購入する場合、支払いにはクレジットカード・デビットカードが必要になります。ウォレットの残額は利用できません。
これはPSNowに「CERO:Z(18禁)」のタイトルが含まれているためであり、年齢確認の意味で購入にはカードの登録が必須となっています。
クレジットカードを持っていないという方は、店舗やamazonで利用権を購入することもできます。amazonならデジタルコードですぐに利用できるのでオススメです。
利用権はセールで安くなることも
また年に数回PSStoreで実施されているスーパーセールでは、PSNowの12ヶ月利用権も割引の対象となるケースがあります。
PSNowのメリット
ここからはPSNowの特徴をメリットとデメリットでまとめて紹介していきます。まずはメリットから見ていきましょう。
ストリーミングですぐに遊べる
遊びたいと思ったゲームはすぐに起動して遊ぶことができる上、アプリケーションデータを削除してPS4本体の容量を確保するといった手間もありません。
ダウンロードプレイにも対応
後ほどデメリットでも触れますが、ストリーミングだとどうしても画質や操作感にストレスを感じる場面が出てきます。
そんな時はダウンロードプレイで遊ぶことで、ゲームの遅延やカクツキを気にせずプレイすることができます。
7日間無料体験が利用可能
無料体験期間中もすべてのタイトルを遊ぶことができ、また無料体験で遊んだ部分のゲームデータもサーバー側にちゃんと保存されます。
なお、利用するためにはPSNアカウントへのクレジットカードの登録が必要になります。
コスパ◎の料金設定
サービス名 | 料金 | タイトル数 |
---|---|---|
PSNow | 1,180円 | 400以上 |
Xbox Game Pass | 850円 | 100以上 |
EA Play | 518円 | 70以上 |
Nintendo Switch Online | 306円 | 70以上 |
DMM GAME遊び放題 | 980円 | 450以上 |
月額たったの1,180円で、400以上のタイトルにアクセスできるのはかなりお得。もちろん、1ヶ月で遊べる上限や使用時間の制限などもありません。
また同じくコスパの良い『DMM GAME遊び放題』と比較すると、ゲーム機で手軽に遊べるのは大きなポイントと言えるでしょう。
ラインナップにはPS4の名作多数
PSNowのラインナップには『GRAVITY DAZE』『Horizon Zero』『Bloodborne』などといった名作タイトルも数多く収録されています。
また毎月期間限定で、PS4の人気タイトルの中からピックアップされた作品が追加されています。この期間限定タイトルもPS4の名作が登場することが多いです。
期間限定タイトルは、だいたい3ヶ月で終了します。遊びたい作品が登場した時に、7日間無料体験を利用するのもアリですね。
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PS4でPS3のゲームが遊べる
「PS3を持っていないけど、ゲームが遊びたい…」そんなユーザーにとっては、間違いなくオススメのサービスと言えますね。
ただし、PS3のストリーミングプレイにしか対応していません。PS4タイトルのようにダウンロードプレイはできないのでご注意ください。
配信中のPS3タイトル一覧セーブデータはPSNow側で管理
ストリーミングで遊んだゲームのセーブデータは、PSNowのサーバー側に保存されるため、一度解約して再契約した場合でも前回の続きから遊ぶことができます。
オンラインストレージへバックアップしたり、ストレージを圧迫することもないので管理も楽々ですね。
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製品版へセーブデータの引継ぎも可能
ダウンロードプレイで遊んだゲームのセーブデータはPS4本体に保存されるため、PSNow解約後に製品版を別で購入した場合でも、PSNowで遊んだ所の続きからプレイすることができます。
もちろん逆も同様で、PS4で以前遊んでいたけど途中で売ってしまったというゲームでも、PSNowからダウンロードして遊べば続きから遊ぶことができます。
DLCも遊ぶことができる
PSNowで配信されているタイトルの中には、DLC(ダウンロードコンテンツ)が収録されているものもあり、無料で遊ぶことができます。
またPSNowで配信中のタイトルの追加コンテンツやDLCを、別途PSStoreで購入した場合も問題なく遊ぶことができます。
ただしDLCを遊ぶにはゲームをダウンロードする必要があり、ストリーミングではプレイすることができません。
PSNowからダウンロードしたゲームは購入と同じ扱いになるので、DLCも問題なく遊べるのです。
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トロフィーも獲得できる
そのため月額1,180円でトロフィーが取り放題とも言えるサービスであり、トロフィーユーザーにとっては大きな魅力でしょう。
オフラインでの協力プレイにも対応
ダウンロードしたゲームはもちろんストリーミング限定のタイトルでも、オフライン協力プレイに対応しているものであれば画面分割で2人プレイが可能です。
家族や友達と手軽にゲームを楽しみたいという場合、PSNowに加入すれば色々なゲームがまとめて楽しめるので非常に便利です。
複数のアカウントでゲームの共有できる
PS4では購入したゲームを複数のアカウントで共有できる機能が備わっていますが、PSNowでもこの機能を利用することができます。
PSNowからダウンロードしたゲームに関しては、加入したアカウントと同じPS4に登録している他のアカウントでもそのゲームをプレイすることが可能です。
Plusに入らなくてもオンラインが楽しめる
PSNowでは無料でオンライン機能を利用することができ、PSPlusに加入していなくてもオンラインマルチプレイを楽しむことができます。
PSPlusのフリープレイタイトルも追加
『PSPlus』の特典の1つであるフリープレイ。過去に配信されたフリープレイタイトルの多くは、PSNowでも配信されています。
そのため「受け取り忘れた…」「フリプで配信された作品を購入するのはもったいない…」というユーザーも、PSNowでお得に遊ぶことができます。
余談ですが、PSNowで期間限定として配信された作品が、今度はフリプの対象になるということもあったりします。
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PSNowのデメリット
メリットが非常に多いPSNowですが、もちろんデメリットもあります。続いては、PSNowのデメリットについて紹介していきます。
良好な通信環境が必要
ゲームをストリーミングで遊ぶためには、ある程度の通信環境が必要になります。PSNowに加入する際にも、通信環境のテストに合格しなければなりません。
通信環境があまり良くないとゲームのカクツキや遅延が起きたり、最悪の場合は強制的に接続が切られてしまうという可能性もあります。
ストリーミングでは画質が気になることも
現在のところストリーミングプレイの画質は720pまでしか対応していません。そのためゲームによっては画質が悪く感じることもあるはずです。
またPSNowではストリーミングでの画質の劣化を抑えるため、黒枠を使用して画面のサイズが小さくなるよう設定されています。
そのため、ストリーミングで遊ぶとどうしてもゲーム画面が一回り小さくなってしまいます。
2021年4月23日に、SONYの公式Twitterから「1080pでのストリーミングプレイを今後数週間のうちに、欧州、米国、カナダ、日本で対応させていく」ことが発表されました。
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ストリーミングだと入力遅延がある
ストリーミングプレイで遊ぶ際、特にFPS系のゲームですが、左右スティックの入力に体感できるくらいの遅延があります。
ダウンロードすれば遅延はなくなるので、そういったゲームを遊びたい場合はダウンロードプレイで遊ぶことをオススメします。
放置していると自動でタイムアウト
これは通信環境に関わらず、ストリーミングという仕様上利用者が多い時間帯は通信が悪くなってしまうからです。
PSNowではその対策として、一定時間プレイせずに放置しているユーザーの接続を切るようになっています。
手動セーブのゲームだと進めた部分が消えてしまうことになるので、お風呂や外出で離れる場合はセーブして終了しておきましょう。
シェア機能の利用はできない
- ビデオクリップの撮影
- スクリーンショットの撮影
- シェアプレイ
- ブロードキャスト配信
PSNowのゲームをストリーミングで遊ぶ場合は、上記の機能を利用することはできません。
ストリーミングしか対応していないPS3のゲームで、上記の機能を利用したいと考えている方は注意しましょう。
PS4タイトルで配信やスクリーンショットの撮影を行いたい場合は、ダウンロードしてプレイすることでこれらの機能を利用することができます。
PSNowへ加入する手順
ここからはPSNowへの加入方法について解説していきます。今回はPS4で7日間無料体験を利用しながら、加入する手順を解説していきます。
①7日間無料体験を開始する
無料体験なのに100円と表示されているのは、クレジットカードが登録してあるかどうかの確認を行うためです。
購入後クレジットカードから決済が行われますが、この100円は後日アカウントに返還されるのでご安心ください。
②接続テストに合格する
通信速度に合格できない場合は、ルーターとPS4をなるべく近づけるか、Wi-Fiを利用しているデバイスを終了してテストを行ってみましょう。
とはいえ最もオススメなのは、LANケーブルを購入してPS4とルーターを有線接続してしまう方法です。
料金もそこまで高くなく手順もケーブルを挿すだけなので、この機会に有線接続にしてしまうのがオススメです。
③購入手続きを行う
これでPSNowの無料体験を開始することができました。以降は、ホーム画面にあるPSNowアプリを起動することでゲームを遊ぶことができます。
無料体験期間の確認方法
有料更新について
無料体験の間に解約処理をしなかった場合、そのまま自動で有料更新されてしまいます。
「無料体験だけ利用したい」という方は、契約後すぐに解約の手続きを済ませておくと安心です。
解約を行っても、無料体験期間中は引き続き遊ぶことができるのでご安心ください。
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まとめ
PSNowは月額1,180円と料金も手頃で、『Horizon Zero Dawn』や『Bloodborne』など名作タイトルも揃っており、非常にコスパの良いサービスです。
「なるべくお金をかけずにゲームを遊びたい」「色々なゲームを手軽に楽しみたい」という人には、まさにもってこいの内容だと言えるでしょう。
個人的にも非常に魅力的なサービスだと思うので、内容や配信タイトルに魅力を感じたなら、ぜひ1ヶ月程度加入して遊び倒してみてください。
\初めての方は7日間無料体験アリ!/