PS4でゲームを遊ぶうえで、ダウンロード版だとゲームの貸し借りができないと思っていませんか? 実はダウンロード版でも、友人や家族で共有することができるのです。
このように、自分が購入していないゲームであっても共有さえすれば自分のアカウントで遊ぶことができます。各アカウントでセーブデータを作ることもできるうえ、トロフィーも取得することができ、もちろんそれぞれのアカウントでゲームを購入する必要もありません。
手順はものすごく簡単です。アカウントを登録できる環境があればすぐに実践できるので、ぜひお試しください。
この記事の目次
ダウンロード版を共有する3つの手順
- 同じPS4に共有するアカウントを登録する
- いつも使うPS4に設定する
- ゲームをダウンロードする
PS4のアカウントは、PSNに保存されているものに手持ちのPS4からサインインしている仕組みです。そのため、すでに1台のPS4に登録しているアカウントでも別のPS4に登録することができます。
1.PS4にアカウントを登録する
- PSボタン長押しでクイックメニューを開く
- 電源
- ユーザーを切り替える
の手順でアカウント登録の画面へと進みます。登録するアカウントは、別のPS4に登録してある状態でもOKです。
アカウントを登録する際には、必ず自分の手で行ってください。メールアドレスやパスワードを教えて登録するということは行わないように。パスワードを教えてしまうと、個人情報が見られてしまうほか、PSStoreで勝手に買い物される危険性があります。
2.いつも使うPS4に登録する
PS4に共有アカウントの登録ができている状態で、下記の手順でそのアカウントの設定を変更します。
- 設定
- アカウント管理
- いつも使うPS4として登録する
この設定をすることで、そのアカウントで購入したゲームを同じPS4に登録している他のアカウントでも遊べるようになります。
3.ゲームをダウンロードする
別のアカウントへ共有するために、PS4へゲームのダウンロードを行いましょう。
これでアカウント間でゲームを共有して遊ぶことができました。ダウンロードしたゲームを削除したい場合は、どのアカウントから行っても正常に削除されます。
鍵がかかっている場合は?
購入したアカウントで一度もそのゲームを起動していないと、他のアカウントでも起動できないようです。この場合は、購入したアカウントで一度ゲームを起動してください。
安全性を高める設定項目
アカウント共有を行うえで心配になるのが安全性についてですね。ここからは個人情報を勝手に見られたり、ストアで勝手に買い物されたりということがないように、プライバシー設定について解説します。
個人情報は見られない?
勝手に買い物されない?
購入時のパスワード入力をオンにする
[設定][アカウント管理][アカウント情報][ウォレット]と進み、[購入設定]を選択します。
[購入時にパスワードを確認する]の項目を「はい」にしておきます。これで支払いの際にパスワード入力が必要になります。
共有できるコンテンツ
ダウンロード版ソフトだけではなく、その他さまざまなコンテンツを共有することができます。ここからは、共有可能なコンテンツをご紹介していきます。
DLC
ゲームの追加要素として購入するDLC(ダウンロードコンテンツ)に関しては、そのゲームを共有することでDLCも各アカウントで利用することができます。
PSPlusのフリープレイ
PSPlusの特典の一つに、加入者限定で毎月無料配布されるフリープレイがあります。ライブラリーに追加してあるフリープレイタイトルも、アカウント共有で遊ぶことができます。
PS4用テーマ
有料・無料のテーマはもちろん、ゲーム購入時に付属する特典テーマも共有することができます。
共有できないコンテンツ
一方で中には共有できないコンテンツも存在します。ここからは、共有不可のコンテンツをご紹介していきます。
ゲーム内通貨
ストアから購入したゲーム内通貨は、アカウント本体に情報が保存されるので共有することはできません。
セーブデータ
ゲームのセーブデータもアカウントに紐づけられているため、アカウント共有をしたとしても他のアカウントへの移行はできません。
PSN用のアバター
ストアから購入した有料・無料アバターともに共有はできません。自分のPS4から共有している相手のアカウントへログインし、有料アバターに変更するということもできません。
共有の際の注意点
ダウンロード版ソフトを共有できるのは非常に便利です。とはいえいつでも誰とでもできるわけではなく、共有するうえで2つ注意点があります。
複数のPS4でのサインインはできない
複数のPS4で、同じアカウントで同時にサインインすることはできません。一方でログインすれば、もう一方では自動的にログアウトされます。遊ぶ際には、共有している相手と確認しながら行いましょう。
同時に3台以上での共有はできない
「いつも使うPS4に登録する」設定は、同時に複数のPS4で行うことができません。そのため例えば、「『PUBG』を持っているアカウントを3人で共有して、3人パーティーでオンラインプレイをする」ということは不可能です。
まとめ
プライバシー設定についても解説しましたが、とはいえアカウントを共有する以上絶対に安全というわけでもありません。なるべく信頼のおけるメンバーで行うのが良いでしょう。
最後にもう一度、ダウンロード版ソフトを共有する手順についてまとめておきます。
- 同じPS4に共有するアカウントを登録する
- いつも使うPS4に設定する
- ゲームをダウンロードする
アカウントを共有すれば、他のアカウントで購入したダウンロード版ソフトも自分のアカウントで遊ぶことができます。友達や家族など身近なPS4ユーザー同士で、ぜひ利用してみて下さい。
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