PS4をPCでリモートプレイする手順とコントローラーの接続方法(MAC版)

PS4のリモートプレイはPCにも対応しており、デスクトップやノートパソコンなどのデバイスでもPS4のゲームを楽しむことができます。

PC版のリモートプレイならテレビと同じ環境でプレイ可能で、またノートパソコンなら持ち運びもできるので非常に便利。

そこでこの記事では、PC(MAC)でのPS4のリモートプレイの遊び方や注意点について分かりやすく解説していきます。

PCでリモートプレイをする手順(MAC)

対応デバイス
WindowsWindows 10以降
MacmacOS 10.13以降

PCでのリモートプレイは上記のデバイスが対応しています。事前にチェック・アップデートを行っておきましょう。

それではリモートプレイのやり方について解説していきます。リモートプレイを行うためには、まずPS4本体の設定を変更しておく必要があります。

安定した回線環境が必要

下り速度 5Mbps 以上が保証される安定した回線環境がプレイする上で必要となります。快適にプレイするには、15Mbps 以上が保証される安定した回線環境が必要です。動作安定の観点から、PS本体は有線接続をおすすめします。

①いつも使うPS4として登録する

設定アカウント管理]と進み、メニューから[いつも使うPS4として登録する]を開き[登録する]を選択します。

②リモートプレイを有効にする

続いて、[設定リモートプレイ接続設定]と進み、[リモートプレイを有効にする]と[PSVita/PSTVと直接接続する]にチェックを入れます。

「SVitaを持っていない」「PSVitaでリモートプレイをやる予定はない」という場合は、[PSVita/PSTVと直接接続する]のチェックは外しておいてかまいません。

③スタンバイモードの設定を変更する

設定省電力設定スタンバイモード中の機能を設定する]と進み、すべての項目にチェックを入れておきましょう。

この設定でスタンバイモードのPS4をリモートで起動できるようになります。外出先や出張先からリモートプレイをする場合は、外出前にPS4をスタンバイモードにして出掛けるようにしましょう。

④『PS Remote Play』をダウンロード

PCでリモートプレイを行うには、専用のアプリケーションが必要になります。PlayStation公式サイトから『PS Remote Play』をダウンロードしておきましょう。

⑤『PS Remote Play』を起動する

PS4の電源を入れた状態で、PCの『PS Remote Play』アプリを起動します。
初めての場合はPSNアカウントへのサインインが求められるので、サインインID(Eメール)とパスワードを入力しましょう。

サインインIDとパスワードが分からないという人は、PSNアカウントのサインインIDとパスワードを確認する手順の記事を参考に確認してください。

⑥PS4とPCをリンクする

PS4とPS5のどちらでリモートプレイを行うか選択する画面に切り替わるので、任意のものを選択してください。今回はPS4を選択します。
デバイスを選択したらPS4の検索が始まります。PCとPS4を同じネットワークに接続していれば、検索からリンクまで自動で行われます。

手動でリンクする

検索でうまく見つからなかった場合は、[手動でリンク]を選択しましょう。手動でリンクを選択すると、PS4側から認証コードを発行し、それをアプリ画面に打ち込むことでリンクできます。

コードを発行するには、[設定リモートプレイ接続設定]と進み、[機器を登録する]を選択します。8桁のコードが表示されるので、アプリに入力しましょう。

コードには300秒の時間制限がありますが、時間内に入力できなくてもすぐに再発行ができるのでご安心ください。

⑦リモートプレイ完了!

リンクが完了したら、PCの画面にPS4の画面が出力されているはずです。最後にPS4コントローラーをUSBケーブルでPCに接続すれば完了です。

リモートプレイ時の操作方法

PCでは有線接続したコントローラーを使ってゲームをプレイするので、PS4で遊ぶ場合とほとんど変わりません。

一部画面上に表示されているボタンであれば、マウスのクリックで操作することもできます。

フレームレート・画質を変更する

アプリ起動後の画面左下の[]アイコンをタップすると、画質やフレームレートを変更することができます。

解像度の[1080p]は、PS5とPS4Proを利用している場合限定で設定することができます。映像や音が途切れてしまう場合は、設定を[540p][標準]に変更しましょう。

コントローラーをワイヤレス接続する

MACなど、Bluetooth機能に対応しているパソコンであれば、ワイヤレスでコントローラーを接続することもできます。

Bluetoothに対応していない場合は、外付けのUSBアダプタを使用することでBluetooth環境を利用することも可能です。

①[Bluetooth]をオンにする

デスクトップ画面の左上メニューから[システム環境設定]と進み、[Bluetooth]をオンにします。

②PS4コントローラーのペアリングモードをオンにする

PS4コントローラーの[PSボタン]と[SHAREボタン]を、コントローラーのライトバーが発光・点滅し始めるまで同時押しします(5秒程度)。

③MACにコントローラーを接続する

コントローラーがペアリング状態になると、MACのBluetooth画面に[Wireless Controller]が現れるので[接続]をクリックします。
接続済み]の状態に切り替わったら、コントローラーの登録は完了です。

なおPS4コントローラーは、一度に複数のデバイスとはペアリングできません。デバイスを変更する場合は、毎回ペアリングし直す必要があるので注意しましょう。

リモートプレイを終了する

ここからはリモートプレイを終了する手順について解説していきます。終了する際にはいくつか注意点があるので、そちらも合わせて解説していきます。

スタンバイモードで終了する

アプリ画面左上の[]をクリックし、[接続先の機器をレストモードにする]にチェックを入れ[OK]クリックしましょう。

[接続先の機器をレストモードにする]にチェックを入れてリモートプレイを終了すると、PS4は自動的にスタンバイモードに移行します。

チェックを入れずに終了すると、PS4の電源が入ったままになってしまうので注意しましょう。

PS4の電源も完全に落とす

PS4の電源まで完全に落としたい場合は、PS4の時と同様に[PSボタン]を長押しし、[電源電源を切る]をタップしましょう。

外出先の場合はスタンバイモードで終了する

外出先からリモートプレイを終了する場合は、必ずスタンバイモードで終了するようにしましょう。

PS4本体の電源を完全に落としてしまうと、外出先からは2度と起動できないようになってしまうからです。

よくある疑問と注意点

最後にスマホでリモートプレイを行う際のよくある疑問について、まとめてご紹介しておきます。

次回以降はワンタップで利用可能

一度リモートプレイを行うと次にアプリを起動した際には、前回の接続先として利用したデバイスが表示されるので、以降は自動で検索→リモートプレイが開始できます。

純正以外のコントローラーは使える?

PS4コントローラー以外は対応していないようです。そのためPCでリモートプレイを行う際には、PS4コントローラーが必要になります。

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コントローラーの遅延はある?

入力の遅延はあります。そのため、シューティングやアクションなど、シビアな入力が必要になるゲームを遊びたい方は注意しましょう。

カクツキがひどい場合は?

フレームレートと解像度を下げてみましょう。高い画質でゲームを遊ぶには、より高速のインターネット通信が必要になります。

もしくはPCとモデムを有線接続するのもオススメです。有線接続すれば、安定した高速通信を利用できるからです。

まとめ

PCのリモートプレイならテレビと同じ環境でプレイ可能で、ノートパソコンを利用すれば、外出先でもPS4のゲームを楽しむことができるので非常に便利です。

またスマホやVitaとのリモートプレイに比べ、PCならモデムと有線接続することもでき、安定した通信環境で利用しやすいのも魅力です。

「リモートプレイでゲームを存分に楽しみたい」という方は、ぜひPCでのリモートプレイを活用してみてくださいね。