PS3やPS4でゲームを遊んでいる方の中には、セーブデータの管理に手を抜きがち、という人が意外と多いのではないでしょうか。セーブデータのバックアップを作成していないと、デバイスが故障してしまった場合、今まで遊んだデータがすべて消えてしまうという最悪の事態になってしまいます。
PlayStationの定額サービスの一つ『PSPlus』に加入していれば、簡単にオンラインストレージへ、セーブデータのバックアップを作成しておくことができます。PS4・PS3・PSVitaに同じアカウントを登録していれば、各デバイスのセーブデータをまとめてオンラインストレージに保存することも可能です。
この記事だけで、セーブデータのバックアップ管理は完璧に把握できるようまとめているので、ぜひ参考にしていただければと思います。
この記事の目次
【PS4】セーブデータのバックアップ方法
アップロードする手順
ダウンロードする手順
自動アップロードに設定する
オンラインストレージへのセーブデータのバックアップは、実は自動で行うよう設定することができます。毎回手動で行うのは面倒かつ忘れやすいので、自動アップロードの設定を必ず行っておきましょう。
自動アップロードされるタイミングについて
自動アップロードはいつ行われる?
セーブデータが更新された場合は、スタンバイモードや電源オフに移行するときなどログアウト時に自動でPlayStation™Networkのサーバーに保存されます。 この機能を使うには、PlayStation®Plusへの加入が必要です。
PS4 ユーザーズガイド
ログアウト時に、オンラインストレージへアップロードされているようです。しかし、実際のところ正確にアップロードされているのか気になったので、検証を行ってみました。
検証結果
- [スタンバイモード]で終了した場合 →次回起動後、すぐにPSPlus側でもセーブデータが更新されているのを確認しました。
- [電源オフ]で終了した場合 →次回起動後にはPSPlus側のセーブデータは更新されておらず、おおよそ2日後に更新されました。
検証では[アプリケーション終了][電源を切る]という手順を踏んでいます。アプリケーション終了をしないまま電源を切ってしまうと、正しくアップロードされない可能性があるので注意しましょう。
「毎回すぐにバックアップをとって欲しい」という人は、[アプリケーション終了」[スタンバイモード]でPS4を終了するのがオススメ。
【PS3】セーブデータのバックアップ方法
PS4でPSPlusに加入しているアカウントと同じアカウントでPS3にもログインしている場合、PSPlusのセーブデータお預かり機能を利用することができます。
アップロードする手順
ダウンロードする手順
自動アップロードに設定する
PS3で自動アップロードを行う場合は、ゲームごとに設定する必要があるので注意しましょう。
【PSVita】セーブデータのバックアップ方法
PS4でPSPlusに加入しているアカウントと同じアカウントでPSVitaにもログインしている場合、PSPlusのセーブデータお預かり機能を利用することができます。
アップロードする手順
ダウンロードする手順
自動アップロードに設定する
アップロード&ダウンロードと同様に、[コンテンツ管理][コンテンツをコピーする][オンラインストレージ]と進みます。
セーブデータ容量の上限について
セーブデータ容量の上限 | |
---|---|
PS4 | 100GB |
PS3 | 1GB |
PSVita | 1GB |
ゲームアーカイブで購入できるPSPや初代PlayStation、PlayStation2のゲームのセーブデータは対象外となっているので注意しましょう。
まとめ
PS4・PS3・PSVitaの、セーブデータのバックアップ方法について解説しました。この記事で解説した内容を抑えておけば、各デバイスにおけるセーブデータの管理はバッチリと言えるでしょう。
自動アップロードの設定をしておけば、特に何もしなくてもセーブデータを保存することはできますが、万が一に備え、定期的にまとめて手動アップロードを行うのもオススメします。