PSNの有料会員サービスである『PSPlus』。加入者は特典の1つとして、セーブデータをバックアップできるオンラインストレージを利用することができます。
セーブデータのアップロードは自動に設定することもでき、万が一の場合に備えてのバックアップをこれだけで管理することが可能です。
そこでこの記事では、PSPlusのオンラインストレージについて、アップロードやダウンロードの方法など使い方をまとめて解説していきます。
この記事を読めば、PSPlusのオンラインストレージの使い方について完璧にマスターすることができるでしょう。
この記事の目次
オンラインストレージの容量
セーブデータ容量の上限 | |
---|---|
PS5とPS4 | 100GB |
PS3 | 1GB |
PSVita | 1GB |
セーブデータ数の上限 | |
---|---|
PS5とPS4 | 1000個 |
PS3 | 1000個 |
PSVita | 1000個 |
同じPSNアカウントを利用している場合、PS3・PSVita・PS5でもオンラインストレージを利用することができます。
PS3とPSVitaの場合、ゲームアーカイブのPSPや初代PlayStation、PlayStation2のセーブデータは対象外となっているので注意しましょう。
PSVitaのセーブデータをバックアップする方法 PS3のセーブデータをバックアップする方法
残りの空き容量を確認するには?
こちらの画面ではパーセンテージで表示されているので、大まかに確認したいという場合に利用するのがオススメです。細かく確認したい場合は、のちほど紹介するアップロードの画面で確認できます。
上限は決まっていますが、セーブデータはデータサイズも小さいので、100GB使い切ってしまうことはまずないと思います。
PCやアプリからは確認できる?
PCやPSAppからオンラインストレージの中身を確認するということは、現在のところできません。空き容量やセーブデータを確認するには、PS4へログインする必要があります。
セーブデータをアップロードする手順
それではここから、オンラインストレージへセーブデータをアップロードする手順について解説していきます。まずは手動でのアップロード方法を解説していきます。
①[本体ストレージのセーブデータ]を開く
②[オンラインストレージにアップロードする]を選択
③セーブデータを選択して[アップロード]
先ほども少し触れましたが、アップロード画面の[アップロード]の上に、残りの空き容量が〇〇GB単位で表記されています。
自動アップロードを設定する手順
自動アップロード設定にしておけば、セーブデータが更新された際にオンラインストレージへ自動でアップロードしてくれます。毎回手動で行うのは面倒かつ忘れやすいので、自動アップロードの設定は必ず行っておきましょう。
①いつも使うPS4として登録する
②スタンバイモード中の機能を設定する
③[自動アップロード]を有効にする
ゲームのチェックを外すと、セーブデータの自動アップロードが行われなくなります。自動アップロードをオフにすると、セーブデータの更新時のアップロードがすべて無効になります。
自動アップロードされるタイミングについて
自動アップロードはいつ行われる?
セーブデータが更新された場合は、スタンバイモードや電源オフに移行するときなどログアウト時に自動でPlayStation™Networkのサーバーに保存されます。 この機能を使うには、PlayStation®Plusへの加入が必要です。
PS4 ユーザーズガイド
実際に調べてみたところ、スタンバイモードで終了した場合は、次回起動後すぐにPSPlus側でもセーブデータが更新されているのを確認しました。
一方で、電源オフで終了した場合は次回起動後にPSPlus側のセーブデータは更新されておらず、おおよそ48時間後に更新されていました。
なお、この記事の検証では[アプリケーション終了][電源を切る]という手順を踏んでいます。アプリケーション終了をしないまま電源を切ってしまうと、正しくアップロードされない可能性があるので注意しましょう。
「毎回すぐにバックアップを取りたい」という人は、[アプリケーション終了」[スタンバイモード]でPS4を終了するのが良いでしょう。
セーブデータの上書きに注意
オンラインストレージへセーブデータをアップロードすると、保存してある過去のセーブデータは上書きされてしまいます。
一度上書きされたセーブデータは過去の状態へ復元することができません。
そのため誤ってニューゲームなどでセーブデータを更新してしまった場合、そのまま放置していると自動アップロードでオンラインストレージに上書きされてしまうので注意しましょう。
現在のところ、上書きを行わないように各セーブデータを一つ一つ別のデータとして作成するということはできません。
セーブデータを復元する手順
「PS4本体のセーブデータが消えてしまった」「前のデータまで復元したい」という場合は、オンラインストレージに保存されているセーブデータをダウンロードすることで元の状態まで復元することができます。
①[本体ストレージにダウンロード]を選択
②セーブデータを選んでダウンロード
別のPS4へダウンロードすることも可能
複数のPS4に同じアカウントでログインしている場合、オンラインストレージを利用して各PS4へセーブデータのダウンロードが可能です。PS4の買い替えや、帰省時や友達や家族のPS4を借りて遊ぶ際にも、続きからゲームをプレイすることができます。
PS4→PSVitaでセーブデータを共有する
PS4とPSVitaでセーブデータを共有できるクロスプレイ対応のタイトルであれば、PS4で遊んだセーブデータをアップロードし、PSVitaにダウンロードすることで続きから遊ぶということも可能です。
オンラインストレージはPS5でも利用可能
PS5ではPS4のゲームソフトを遊ぶこともできます。その際にオンラインストレージを利用して、PS4で遊んだ分のセーブデータをPS5にダウンロードして続きから遊ぶということも可能です。
セーブデータを削除する手順
オンラインストレージの空き容量を確保したい場合には、保存されているセーブデータを削除することもできます。ここからはセーブデータを削除する手順について解説していきます。
①[オンラインストレージのセーブデータ][削除]を選択
②セーブデータを選んで削除
オンラインストレージからセーブデータを削除しても、PS4本体からセーブデータをアップロード(自動アップロード)すれば再び作成されます。
PSPlusを解約したらセーブデータはどうなる?
PSPlusを解約しても、オンラインストレージのセーブデータは引き続き保管されています。ただし、オンラインストレージのセーブデータをダウンロードして利用するためには、PSPlusに加入している必要があります。
保存の期限はある?
解約後の6ヶ月(半年)間はオンラインストレージへ保管されているようです。
まとめ
PSPlusのオンラインストレージを利用すれば、大切なセーブデータを自動でバックアップしてくれるので非常に便利。保存されているセーブデータは、ユーザーの好きなタイミングでダウンロードでき、セーブデータを元の状態へ簡単に復元することができます。
PS4のセーブデータのバックアップには、他にもUSBやPCへ保管するといった方法があります。「PSPlusだけではなく、自分で管理しておきたい」という人は、PS4のセーブデータのバックアップ方法を参考にしていただければと思います。
この他にも、PSPlusには魅力的な特典が多数揃っています。気になる方は以下の記事でまとめて解説しているので、ぜひチェックしてみてください。