Shutterstockとは?料金プランや無料で使う方法から解約手順までまとめて解説

この記事では、オシャレな画像をダウンロードできる有料のストックフォトサイト『shutterstock』の使い方について、無料トライアルでの始め方や解約方法、画像のダウンロード方法などまとめて解説していきます。

無料トライアルを利用するには、メールアドレスとクレジットカードが必要になります。

shutterstockとは?

shutterstock

オシャレでハイクオリティな画像をダウンロードすることができる有料のストックフォトサイトです。ダウンロードできる画像は億を超え、ここにしかない魅力的な画像がたくさん揃っています。

著作権的にもOKな画像が揃っているので、ブログやYouTubeなどにも安心して利用することができますよ。

料金プラン

shutterstockで利用できる料金プランは大きく分けて2種類あります。「①定額プラン」と「②オンデマンドパック」です。

①定額プラン

月額・年額の料金を支払うことで、既定の枚数の画像をダウンロードできるようになるプランです。分かりやすくいうと、『U-NEXT』などのビデオ配信サービスと同じサブスクリプションのシステムですね。

shutterstockの定額プランは、「①月額と年額」「②ダウンロードできる画像枚数」によってさらに2種類の料金が用意されています。

ダウンロード枚数月額プラン年間プラン
10枚¥6000¥3500
30枚¥15000¥12000
350枚¥25000¥22000
750枚¥30000¥25000

年間プランなら月々の料金も安くなり、さらに年間プランの前払いなら各プランの10ヶ月分の料金で済ませることもできます。

②オンデマンドパック

必要な時にだけ、画像を購入することができるプランです。ただし購入できる枚数と料金は決められています。

ダウンロード枚数料金
5枚¥6000
25枚¥28000

1ヶ月間無料トライアル

shutterstockでは現在、初めての利用に限り「画像10枚の年間プラン」を1ヶ月間無料で利用することができます。

ただし年間プランの契約になるため、翌月までに解約の手続きをしていないと料金が発生してしまうので注意しましょう。

無料期間中には自由に解約することができ、解約の際にも違約金などは発生しませんのでご安心ください。

shutterstockのオシャレな画像例

では実際にどんなオシャレな画像がダウンロードできるのか、ここからは個人的にオススメな画像とクリエイターの方々を紹介していきます。

ちなみに、サイトにある画像を見て回るだけなら無料ですよ。

1

Tithi Luadthong

画像を見に行く

湖面に浮かぶボートと夜空がデザインされた画像です。幻想的な世界観が美しい色彩で表現されていて、見ているだけで癒されますね。shutterstockには、こういった幻想的な画像が他にもたくさん揃っています。PCやスマホの背景にはもちろん、ブログの挿絵などに利用してもグッとオシャレになりそうです。

2

シンプルながら、どこか空想的でメッセージ性のある画像です。描かれている不思議な世界観には、自然と想像力を掻き立てられますね。こういったハイセンスなものもたくさん揃っていますよ。

3

ストーリー性のあるベクターイラストももちろんたくさんあります。ブログやYouTubeなど、どちらかと言うとビジネスシーンで使われそうなタイプの画像ですね。プレゼンやレポートの資料に利用するのも良いかもしれません。

1.無料トライアルの始め方

それではここから、無料トライアルへの登録方法を解説していきます。今すぐ好きな画像を10枚ダウンロードすることができるので、ぜひ利用してみてくださいね。

無料トライアルを開始する

①アカウントを作成する

shutterstockにアクセスしたら、TOPページにある[無料トライアルを開始]をクリックし、次の画面で[アカウントを作成]を選択します。

②メールアドレスとパスワードを入力

アカウント作成のために[メールアドレス]と[パスワード]を入力します。登録したメールアドレスには購入明細が届くので、利用できるアドレスを入力しましょう。

③住所・お支払い方法を入力

続いて[住所]と[お支払い方法]を入力します。お支払い方法は、クレジットカードのみ対応のようです。金額を確認して、[購入を完了]をクリックしましょう。

無料になるクーポンコードは自動で入力されているかと思います。もしされていなければ、【PICK10FREE】と入力してください。これで無料トライアルへの登録は完了です。

無料プランだけ利用したいのであれば、この時点で解約の手続きも済ませておきましょう。

④メールアドレスで確認

登録が完了すると、入力したアドレス宛に今回の契約内容を記載したメールが届いています。メールの[購入履歴]から、今回の料金の確認と領収書を発行することができます。

2.画像をダウンロードする

ここからは画像をダウンロードする手順について解説していきます。無料トライアルでは10枚だけ画像をダウンロードすることができるので、欲しくない画像をダウンロードしてしまわないように注意してくださいね。

①画像を検索する

検索バーの左側をクリックすると、検索する画像の種類を指定することができます。種類を指定してとくにワードを入れずに検索すると、その種類の画像を一覧で表示してくれます。

ちなみにベクター画像とは、普通の画像と違って拡大しても色や線がボケたりしない画像のことです。先ほど紹介した画像の❸をイメージしておくと良いでしょう。

画像で検索

検索バーの右側には[]のボタンがあります。ここをクリックして、自分が持っている画像をドラッグ&ドロップすると、似たような画像を検索して表示してくれます。

カテゴリーで検索

検索をクリックするとキーワードに近い画像がたくさん表示されます。この状態では、検索バーの左側に「フィルター」の機能が出てきます。

ここを開いて「カテゴリー」の項目をクリックすると、インテリアやビジネスといったカテゴリーを指定して検索することができます。

カテゴリーの指定を外したい場合は、検索バーのカテゴリー名横の「」をクリックすると外すことができます。

②画像の詳細ページを開く

欲しい画像が見つかったら、クリックして詳細ページを開きましょう。メニューは上記の画像のように配置されています。

③画像のサイズを変更する

画面右上の[]をクリックすると、ダウンロードする画像のサイズを変更することができます。大・中・小のほか、カスタムサイズを利用すればTwitterのバナー画像などのプリセットから選ぶこともできます。

一度ダウンロードした画像は、あとで何度でも再ダウンロードが可能です。サイズがイマイチだった場合は、もう一度調整しなおしましょう。再ダウンロードを行う場合も、無料トライアルの残り枚数は消費しないのでご安心ください。

④画像をダウンロードする

画像サイズのメニューの下にある[ダウンロード]をクリックすると、画像のダウンロードを行うことができます。

ダウンロードを行う際に、「残り何枚ダウンロードできるか」を表示してくれるので都度確認しておきましょう。

⑤お気に入りに保存する

画像の右下にある[]をクリックすると、その画像をコレクション(お気に入り)に保存することができます。

shutterstockは画像数が膨大なので、一度見つけた画像に再び出会うのはなかなか大変です。「良いな」と思った画像は、まとめて[お気に入りに]保存しておくと良いでしょう。

⑥お気に入りを確認する

コレクションには画面右上の[]からアクセスすることができます。

お気に入りに保存した画像が一覧でまとめられています。保存した画像をクリックすると、画像の詳細ページアクセスできるので簡単にダウンロードを行うことができます。

コレクション画面では、右上の[]で[フォルダの作成]を、各フォルダ名横の[]から[フォルダ名の変更・削除]を行うこともできます。
またフォルダ内の画像に対しても、から編集を加えることができます。別のフォルダに移動させたり、フォルダのカバー画像として登録したりできます。

⑦shutterstock editor proで画像を編集する

有料プランの加入者は、特典として専用の編集ソフト『shutterstock editor』のプロ版を利用することができます。無料トライアルのユーザーももちろん利用できるので、画像を少しだけ編集したいという場合は活用すると良いでしょう。

画像の詳細画面にある[ダウンロード]の下の[この画像を編集]をクリックしましょう。

別ウィンドウで『shutterstock editor pro』が立ち上がります。

editor proでは画像へのテキストの挿入や明るさや色の調節、オシャレなテンプレートの利用が行えます。こちらについても詳しくはshutterstockの使い方まとめで。

ちなみにeditor proでは、自分の持っている画像をアップロードして編集することもできます。無料の画像サイトからダウンロードしたものでも、いい感じに編集することができるのです。

shutterstock editorの使い方

shutterstockを利用するにあたっては、「検索方法」「ダウンロード」「editorでの編集」を抑えておくと便利です。それでは順番に見ていきましょう。

ちなみに『shutterstock editor』は無料アカウントでも利用することができます。画像編集ソフトとして便利なので、必要な方はぜひ使ってみてください。

①プリセットを利用する

YouTubeや各種SNS向けに、サイズの設定値が用意されています。ダウンロードする際は、枠内を切り抜いてダウンロードするようになります。

②テンプレートを利用する

使われている画像を変更すれば、簡単にデザインすることができます。また画像一枚分使うことで、テンプレートをそのままダウンロードすることもできます。

③テキストを挿入する

こちらもすでにレイアウトが組んであり、タイトルや文章を変えるだけで簡単に使うことができます。フォントの変更もできますが、日本語のフォントはありません。もちろん日本語でのテキスト入力はできますが、フォントの効果は適用されません。

④図形・アイコンを挿入する

図形・アイコン・絵文字といった素材を、画像に挿入することができます。ただし図形とアイコンの種類はあまり多くありません。

⑤画像をアップロードする

自分の画像をアップロードして編集することもできます。ダウンロードはもちろん無料で行えます。

⑥配置・色を調整する

画像に挿入した図形やテキストなどの素材の位置、上下左右の反転、色の調整を行うことができます。色は単色とグラデーションの2種類があり、グラデーションは色の組み合わせや向きを自由に決めることができます。

⑦ドロップシャドウを調整する

不透明度]が低いほど薄く、高いほど濃い影がつきます。[ぼかし]を低くするとよりハッキリした影が、高くするとボケた淡い影がつきます。

X・Yオフセット]のXの値を調整すると、影が左右に動きます。Yの値を調整すると、上下に動きます。

⑧サイズの変更・保存

キャンバスサイズの「」をクリックすれば、ここでもプリセットサイズの変更ができます。「元のサイズ」を選択すると、変更を元に戻すことができます。

幅×高さ]で画像の幅と高さを入力し、好きなサイズに調整することができます。真ん中の「」をクリックして解除すれば、幅と高さどちらか片方だけ調整することができます。

プリセットとして保存]をクリックすると、調整したサイズを新規プリセットとして保存することもできます。

⑨フィルターを変更・調整する

14種類のフィルター機能が用意されています。「」をクリックすると、隠れているフィルターを表示できます。また下のバーを調節することで、フィルターのかかり具合を変更することができます。

⑩エフェクトを調節する

画像全体にかかる効果を調整できます。明るさ、彩度、コントラスト、ぼかしを調節すると、画像に一段と変化を加えることができるかと思います。

画像の商用利用について

shutterstockの画像素材を、ビジネスやブログ・YouTubeなどで商用利用する場合にはいくつか注意が必要になります。

「エディトリアル使用のみ」はダメ

ダウンロードの上に、小さく「エディトリアル使用のみ」と記載されている画像は、商業目的で利用することはできません

画像をロゴや商標に使用するのは禁止

ベクター画像全体や画像の一部を、商標やロゴとして利用することは許可されていません。利用するには独占使用権の獲得が必要になります。

編集しても良い?

編集は問題ありません。ただし、「エディトリアル使用のみ」と書かれた画像は、大幅な編集はしてはいけません。一部トリミングをするくらいに留めておきましょう。

クレジット表記は必要?

基本的には必要ありません。ただし「エディトリアル使用のみ」と書かれた画像や素材を使用する場合は、クレジットの表記が必要になります。

shutterstockの解約方法

解約手続きは右上の[プランの詳細を見る]と進み、「自動更新」をオフにすれば完了です。

ちなみにこのページからは、プランの有効期限や残りのダウンロード枚数も確認することができます。

解約後も画像はダウンロードできる?

一度ダウンロードした画像はアカウントの履歴に保存され、解約後も無料でダウンロードすることができます。

まとめ

shutterstockでは1ヶ月間の無料トライアルが利用でき、10枚の画像を無料でダウンロードすることができます。PCの壁紙やSNSのバナー画像、PS4の背景などに利用すれば、グッと華やかになるのではないでしょうか。オシャレな画像をお探しの方は、ぜひ活用してみてくださいね。