【PS4】モンハン持ちとは?やり方やメリット、プロコンなどの代用法を紹介

コアなFPSユーザーの間では、『モンハン持ち』と呼ばれる特殊な持ち方が利用されているのをご存知でしょうか。モンハン持ちとは、右手の人差し指をボタン入力に配置した持ち方のことです。

そんな特殊な持ち方である『モンハン持ち』について、この記事ではやり方やメリット・デメリットについて解説していきます。「FPSが上手くなりたい!」と思っている人にはオススメの持ち方なので、ぜひ参考にしていただければと思います。

モンハン持ちとは?

モンハン用語/モンハン持ち

主にPS2作品・PSP作品のMHシリーズをプレイする時に用いられるコントローラの特別な持ち方。モンハン用の持ち方ということで「モンハン持ち」と呼ばれる。

引用:モンスターハンター大辞典 Wiki*

MH2までの作品では、現在のFPS・TPSゲームのように右スティックでの視点変更には対応しておらず、左スティックで移動、十字キーで視点を動かす必要がありました。その問題を解消するために、元々は左手の人差し指を使って、十字キーを操作していたのが発祥とされています。

海外のFPSゲームのプロシーンでも利用されており、海外では『クロウグリップ』と呼ばれていますね。

モンハン持ちのやり方

やり方は非常に簡単で、一般的なコントローラーの握り方から、右手の人差し指を○と×ボタンの上に寝かせ、中指をR1に充てるだけです。

人差し指は、第一、二関節で曲げて、×と◯ボタンの上に寝かせるようにしておくと楽です。ボタン操作は人によって異なるかと思いますが、指の先でボタンを押すのが楽で良いでしょう。

指の長さによってはモンハン持ちができない人もいるので、違和感や指の痛みを感じるようなら無理をしないようにしましょう。

モンハン持ちのメリット

  • 通常はできないアクションが可能
  • 視点を自由に動かせる
  • プロっぽさが出る

モンハン持ちができるようになることで、上記のようなメリットが得られます。

①通常はできないアクションが可能

通常持ちだと各種ボタンを押す際に、親指をスティックから離して押すことになります。しかしモンハン持ちでは、スティックとボタン周りを別の指でカバーします。

そのため各操作の入力を個別に行うことができるようになり、特にFPSでは『低空ジャンプ』や『屈伸撃ち』といった特殊な挙動が可能になり、撃ち合いの勝率もUPします。

②カメラワークを自在に操れる

FPSやオープンワールドなど、右スティックでカメラワークを動かせるゲームでは、モンハン持ちを利用することで常にカメラを自由に動かせるようになります。

親指で常にカメラを動かせることで、『ボタン長押しで回復しながら索敵』『物資を漁りながら視点移動』『視点移動しながら武器変更』などの挙動もできるようになります。これによって、索敵や状況判断も柔軟に行えるようになります。

③「上手い人」感が出る

モンハン持ちでは、通常ではできない動きが行えるようになります。そのため、実際に撃ち合った相手や味方の観戦画面からすると、一般的なプレイヤーとは動きが明らかに違って見えます。

見ているプレイヤーに対して自然と、「あ、この人上手い人だ」という印象を与えられるのも大きな魅力と言えるでしょう。

モンハン持ちのデメリット

  • エイムが悪くなる
  • 慣れるまでに時間がかかる
  • 指を痛める可能性がある

一方モンハン持ちには上記のようなデメリットも存在しています。

①エイムが悪くなる

今までとは全く違う握り方になるため、慣れないうちは親指でのスティック操作がしづらくなってきます。

そのためコンピューターと撃ち合う、もしくは射撃訓練場を利用したエイム練習も必要になってきます。エイムを落としたくないという場合は、射撃時のみ通常持ちに切り替えるというのも良いでしょう。

フリークを利用しよう

モンハン持ちへの移行を機会に、コントローラーに『フリーク』を装着してみるのもオススメです。装着するだけでスティックの高さを高くすることができ、より繊細なスティック操作ができるようになります。

②慣れるまでに時間がかかる

実際にやってみると分かりますが、人差し指を曲げたボタン入力はものすごくやりづらいです。正確にボタンを押せるようになるのに加え、撃ち合いの一瞬の勝負でも無意識に入力が行えるようになるためには、かなりの時間が必要になります。

自分は実際にモンハン持ちを習得するために、BO2でスナイパーを使ったBOT撃ちを、1ヶ月ほど毎日3時間やり続けました。

PS3で遊ぶのもオススメ

PS3のコントローラーはPS4よりひとまわり小さいので、指への負担が軽くなり、モンハン持ちで握っても比較的操作がしやすいです。モンハン持ちに慣れるまでは、指が疲れやすいので、PS3でFPS系のゲームを遊ぶのもオススメの練習方法です。

③腱鞘炎になる可能性がある

モンハン持ちは、第一関節と第二関節を曲げて持つ持ち方のため、慣れないうちは指に大きな負担が掛かってきます。

普段しない動かし方に加え、人差し指を長時間曲げ続けるため、あまりやりすぎると腱鞘炎になる可能性もあります。

自分はなりませんでしたが、元々指を痛めている場合は注意した方が良いでしょう。ちなみにモンハン持ちに慣れてしまった現在では、10時間通しで遊んでも痛むことはありません。

モンハン持ちの代用

『モンハン持ち』の最大のメリットは、通常持ちではできない動きが可能になることです。しかし最近では、コントローラーのボタン割り当てを変更したりすることで、通常持ちでもモンハン持ちと同じ動きができるようになっています。

①PS4の設定を変更する

PS4では本体の[設定アクセシビリティ]から、コントローラーのボタン割り当てを自由に変更できるようになりました。

これによって、「R3ボタンでしゃがみ」「L2でジャンプ」など自分の操作しやすいボタン配置を実現することができます。詳しい設定手順に関しては以下の記事をご覧ください。

②ゲーム内設定を変更する

最近のゲームでは、ゲーム内設定からさまざまなタイプのボタン配置を選択できるようになっています。中にはボタン割り当てを自由にカスタマイズできるものもあります。

そのため、モンハン持ちで得られる挙動やメリットも、設定を変更することで簡単に実現できるようになっています。

③プロコントローラーを利用する

Scuf impact』や『nacon』といった専用のプロコントローラーを利用すれば、ボタン割り当てに加え、背面パドルも扱えるようになります。

値段はかなり高いですが、スティックのデッドゾーンを調整できたり、使えるボタンが増えたりと、PS4の通常コントローラーに比べ性能も抜群です。背面パドルを利用することで、より多くの指を使った複雑な挙動も実現できるようになっています。

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まとめ

モンハン持ちをマスターすれば、様々なメリットやデメリットがあります。とはいえ最近では、ボタン配置やプロコントローラーを活用することで、モンハン持ちのメリットを引き出すことも可能になっています。

大切なのは、「自分が一番しっくりくるコントローラーの持ち方、操作の仕方」でゲームをプレイすることでしょう。「もっとゲームを上手くなりたい!」と思っている人は、モンハン持ちにチャレンジしてみると良い出会いになるかもしれませんね。