PS4のシェアプレイとは、同じパーティー内にいるフレンドに自分がプレイしている画面を共有したり、そのゲームをフレンドが代わりにプレイしたりできる機能のことです。
この記事ではそんな便利なシェアプレイのやり方や、人数・時間制限、接続できない場合の対処法などについてまとめて解説していきます。
この記事の目次
シェアプレイでできること
- 1人のフレンドとゲーム画面を共有する
- フレンドに代わりにプレイしてもらう
- フレンドと一緒にプレイする
シェアプレイでは、上記の3つの機能を利用することができます。どの機能を利用するにも、原則としてインターネット通信が必要になるのでご注意ください。
それではここから、シェアプレイの3つの機能を利用する手順についてそれぞれ解説していきます。
1.フレンドとゲーム画面を共有する
解説に入る前に
解説に入る前に、ここからは下記の名称を頻繁に使って解説していくので抑えておいてください。
- ホスト(シェアする側)
- ビジター(シェアしてもらう側)
この機能では、ホストのゲーム画面をビジターのPS4に表示します。ビジターはホストの画面を操作することはできないのでご注意ください。
①パーティを作成する
②シェアプレイに参加する
ホストへの接続が完了したら画面が表示されるはずです。ホストがゲーム以外の画面を表示している場合は、ビジター側では待ち受け画面が表示されます。
③画面を切り替える
2.フレンドにプレイしてもらう
この機能では、ホストのゲーム画面をビジターのPS4に表示し、ビジターがホストの代わりにプレイすることができます。ただし注意点として、ホストはPlayStation®Plusに加入している必要があります。
④コントローラーをビジターに渡す
⑤ビジターがあなたに変わってプレイする
これでホストからビジターへ、ゲームをシェアすることができました。ビジター側で、画面右上に「ホストに代わってプレイ中」のテキストが表示されていればOKです。
⑥ホスト側に操作を戻す
操作を戻してもらった場合でもゲーム画面はフレンドと共有した状態なので、一緒に楽しむことができます。
3.フレンドと一緒にプレイする
この機能では、ホストのゲーム画面をビジターのPS4に表示し、ホストとビジターが一緒にゲームをプレイすることができます。ホストとビジター両方がPlayStation®Plusに加入している必要があります。
ローカルプレイ対応のソフトのみ
一緒にプレイできるソフトは、ローカルプレイに対応しているもの限定となります。
⑦ホスト側の設定を変更しておく
フレンドと一緒に遊ぶ際には、ホスト側で設定を一つ確認しておきましょう。[設定][ペアレンタルコントロール/ファミリー管理][PS4本体の制限]と進みます。
⑧一緒にゲームをプレイする
ホスト側のパーティー画面から、[シェアプレイ][コントローラーをビジターに渡す]を選択します。
オフラインでの共有プレイに対応しているゲームであれば、シェアプレイを利用してフレンドと一緒に遊ぶことができます。
⑨シェアプレイを終了する
シェアプレイの便利な使い方4選
フレンドとゲームをシェアすることができる便利な機能ですが、実際のところどのような使い方ができるのでしょうか。ここからは「こういう場合にオススメ!」という便利な使い方を4つご紹介していきます。
①ゲームプレイの鑑賞会
友達のプレイ画面を見ながら、ボイスチャットでワイワイするのも楽しいもの。YouTubeにアップしなくても、シェアプレイを利用すれば簡単に画面をシェアすることができます。
またeスポーツなど競技シーンのあるゲームなら、上手いプレイヤーの映像を見させてもらって勉強するという使い方もできそうです。
②ゲームの体験プレイ
ビジター側は、持っていないゲームを体験プレイすることができます。発売日の深夜0時から友達とシェアプレイでつながれば、PVでは分からなかった生の発見が得られるかもしれません。
気になるゲームや購入を迷っている新作などは、友達からシェアプレイさせて貰うのがオススメ。
③苦手な部分を助けて貰える
ホスト側は、プレイしていて詰まった箇所や苦手なエリアをビジターに代わりにクリアしてもらうこともできます。「攻略サイトを見てもどうも難しい…」という場合は、すでにクリアしているフレンドとシェアプレイするのがオススメ。
シェアプレイはセーブが可能
シェアプレイで進めた部分のセーブデータは問題なく保存することができます。
④難しいトロフィーを手伝って貰う
ホスト側は、シェアプレイ中でもトロフィーを獲得することができます。どうしても難しいトロフィーに関して、シェアプレイでフレンドに助けを求めることができます。
人数や時間などの制限について
- 人数は2人まで
- 時間は60分まで
- シェアプレイ非対応のゲームもある
- ビジターのスクショ不可
シェアプレイをする上で、上記4つの制限があります。またシェアプレイとは、ホストの画面とコントローラーを借りるというシステムなので、ビジター側ではセーブデータやトロフィーを獲得できない点にも注意しましょう。
時間は延長が可能
接続できない場合
目安として、上り下りとも最低 2Mbps 以上の通信速度をおすすめします。
(設定)>[ネットワーク]>[インターネット接続を診断する]で通信速度の予測値を確認できます。(PlayStation公式サイトより引用)
他の端末でインターネット通信を利用していると、PS4の通信速度が遅くなることもあります。シェアプレイを行う際には、他のWi-Fiを使用している端末を終了しておくと良いでしょう。
まとめ
シェアプレイは、自分が持っていないゲームでもフレンドからシェアしてもらって遊ぶことができる便利な機能です。最後にもう一度、利用できる機能についてまとめておきます。
機能 | ホスト | ビジター |
---|---|---|
画面を共有する | 誰でも | 誰でも |
代わりにプレイする | PSPlus加入者 | 誰でも |
一緒にプレイする | PSPlus加入者 | PSPlus加入者 |
ぜひシェアプレイ機能を利用して、さらに幅広くゲームを楽しんでいただければと思います。
シェアプレイではホストの画面を借りた体験プレイという仕組みでしたが、実はPS4にはフレンドのゲームを自分のアカウントでプレイできる機能も備わっています。気になる方はの記事をチェックしてみてください。