PS4のアプリケーション削除と再ダウンロードの手順(セーブデータはどうなる?)

PS4でゲームを遊ぶ際には、『アプリケーションデータ』というものをダウンロードします。このアプリケーションデータですが、実は削除してしまっても問題ありません

「削除すると二度と遊べなくなるのでは…?」と思う人もいるかもしれませんが、購入したゲームであれば、何度でも再ダウンロードして遊ぶことができるのでご安心ください。

この記事では、アプリケーションデータの仕組みや注意点にも触れながら、削除と再ダウンロードの方法を解説していきます。

PS4のアプリケーションデータとは?

アプリケーションデータとは、文字通りゲームに関するデータのことです。

例えばRPGなどのゲームであれば、MAPやアイテムやモンスターなどが該当します。そのゲームを構成するすべての情報が、アプリケーションデータに当たるわけです。

アプリケーションデータは削除してもOK

アプリケーションデータの削除とは、PS4にダウンロードした「そのゲームに関するデータをすべて削除する」ということになります。

これだけ聞くと、「じゃあ、もう遊べなくなるのでは?」と思う人がいるかもしれませんが、ここで削除しているのは、あくまで「PS4にダウンロードしておいたデータ」であり、購入したゲーム本体ではありません

アプリケーションデータの仕組み

PSN
一度購入したコンテンツ自体は、PSNアカウントに紐付けてクラウド上に保管されています。

そのため、たとえアプリケーションデータを削除しても何度でも再ダウンロードすることができるのです。また、PS4が故障したり初期化したりした場合でも、購入したアプリケーション自体が削除されるということはありません。

セーブデータは削除されない

アプリケーションデータを削除してもセーブデータは削除されません。セーブデータはアプリケーションデータとは別に、PS4のストレージ内で保管されています。

そのためセーブデータの削除やバックアップを行う場合は、専用の手順が必要になります。

削除して本体ストレージの容量を確保しよう

アプリケーションデータはサイズ(GB)も大きく、遊ばないものを残していると、PS4の容量がすぐにいっぱいになってしまいます
PS4の空き容量が足りないと、新しいゲームのアプリケーションデータやアップデートファイルをダウンロードできなくなります

特に最近のゲームはデータサイズも大きくなっており、PS4の容量はすぐに埋まってしまいやすいです。そのため、遊ばなくなったゲームのアプリケーションデータは、どんどん削除してしまうことをオススメします。

削除のデメリット

ただし、アプリケーションデータを削除してしまうと、もう一度そのゲームを遊ぶ際には、アプリケーションデータを再度ダウンロードする手間がかかります

環境によっては、ダウンロードに数時間かかるということもあるかもしれません。そのため自分のプレイ状況によって、削除するor残すゲームの取捨選択をすると良いでしょう。

外付けHDDを活用しよう

「アプリケーションデータを管理するのは面倒…」という人は、『外付けHDD』と呼ばれる外部ストレージを購入するのがオススメです。

USBでPS4に接続するだけで、PS4の大量のアプリケーションデータを外付けのストレージに保存しておくことができます。毎回削除したり再ダウンロードしたりする手間もなくなり、時間の節約にもなるので便利ですよ。

アプリケーションデータを削除する3つの方法

  • ホーム画面から削除する
  • ライブラリーから削除する
  • [設定]→[ストレージ]から削除する

削除する方法には、上記の3種類があります。どれを行っても同じですが、もっとも使いやすいのは[設定→ストレージから削除]の方法でしょう。

①ホーム画面から削除する

PS4を起動して最初のホーム画面から、削除したいゲームを選び[OPTION]ボタンを押します。

表示されるメニューの中から[削除]を選択すれば、アプリケーションデータを削除することができます。「新しいゲームを遊ぶ際に容量が足りない」となった場合は、こちらの方法で適当に削除してしまうのが簡単ですね。

②ライブラリーから削除する

ホーム画面のメニューから[ライブラリー]を開き、左側のメニューから[ゲーム]を選択します。
削除したい作品を選んで[OPTION]ボタンをタップます。メニューから[削除]を選択すれば、ゲームデータを削除することができます。

ホーム画面から削除する方法と比べると、こちらはゲームが一覧で表示されており、複数まとめて削除したい場合にオススメです。容量を大きく空けておきたい場合に便利ですね。

③[設定]→[ストレージ]から削除する

PS4の[設定]から[ストレージ]を開きます。

外付けの外部ストレージを利用している場合は、本体ストレージ以外のものも表示されているかと思います。その場合はPS4の方を選択してください。

続いて[アプリケーション]の項目をタップします。
ゲームを選んで[OPTION]ボタンをタップし、[削除]を選択することでアプリケーションデータを削除することができます。

現在のストレージの空き容量を確認しつつ、遊んでいないゲームを削除することができるので、最も使いやすい方法と言えるでしょう。

再ダウンロードする手順

ホーム画面のメニューから[ライブラリー]を開きます。
左側のメニューから[購入したコンテンツ]を選択し、アプリケーションを選んで[ダウンロード]を押せば完了です。

ゲームの容量と通信環境によって、時間がかかるものもあります。ダウンロード状況については、ホーム画面の[お知らせダウンロードリスト]を開いてチェックすることができます。

再ダウンロードができない場合

ライブラリーから再ダウンロードを行おうとした際、[鍵マーク]がついており、ダウンロードできないものもあるかもしれません。

これは『PSNow』や『PSPlus』、『EAPlay』といった定額サービスに加入している時に購入したゲームになります。これらはサービス加入中しか利用できないので、解約後に再ダウンロードを行うことはできません

もう一つ、ライブラリーのゲームの中にはダウンロードマークが表示されていないものもあります。

これはディスク版で遊んだゲームであり、再ダウンロードを行うことはできません。ダウンロードしてゲームを遊びたい場合は、同じ作品のダウンロード版を購入する必要があります。

まとめ

『アプリケーションデータ』はゲームの基本データであり、削除してしまってもゲームが遊べなくなることはありません。PS4の容量の都合上、遊ばなくなったゲームのアプリケーションデータは、削除しておくことをオススメします。最後にもう一度、アプリケーションデータの削除の手順をまとめておきます。

  • ホーム画面から削除する
  • ライブラリーから削除する
  • [設定]→[ストレージ]から削除する
  • ライブラリーから再ダウンロードする

削除したアプリケーションデータについては、次に遊ぶ際に[ライブラリー]から何度でも再ダウンロードすることができます。管理が面倒な場合は外付けHDDを活用して、上手にやりくりすると良いでしょう。