PSVitaをPCに出力する方法(VitaTVの代わりにテレビでゲームができる!)

PSVitaで遊んでいると「テレビの大画面に出力して遊びたい!」と考える人も多いのではないでしょうか。

専用機器の『VitaTV』を利用すればテレビで遊べますが、中古価格も高騰しており中々手が出せないのですよね。

そこでこの記事では、VitaTVなしでPSVitaをPC画面に出力して遊ぶ方法をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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専用のソフトウェアをインストールするだけなので、PSVitaとPCさえあれば実行可能です。

VitaをPCに出力するために必要なもの

  • Windows PC
  • PSvita(バージョン3.73)
  • 充電用のUSBケーブル

この方法では、PCとvitaをUSBで接続しいくつかのアプリケーションをvitaへダウンロードしていきます。

そのため、PCと接続するためのUSBケーブル(PSVitaの充電用ケーブルでOK)を準備しておきましょう。

不具合が起こる可能性もある

アプリケーションは非公式のものなので、ダウンロードすると不具合が起こる可能性もあります。バージョンやvitaの状態を確認した上で、導入・利用については自己責任でお願いいたします。

1.HENkakuを導入する

まずは以下のリンクからアプリケーションファイルをダウンロードしましょう。「GoogleDrive版」と「github版」の2つがありますが、どちらでもOKです。この記事ではGoogleDrive版で進めていきます。

GoogleDrive版 github版

①ファイルをダウンロードする

リンク先のページから[FinalHE_v1.92_win32.zip]ファイルを選択し、右上の[]をクリックしてダウンロードを行います。
次のページでも[ダウンロード]をクリックします。
ダウンロードされたファイルを開き、[QcmaDriver]をクリックします。
この時にファイルの解凍を行うようにポップアップが出るので、[展開]をクリックし、再度[QcmaDriver]を開いてください。
画面が切り替わったら[次へ完了]とクリックします。

②インストール

QCMAのインストールが完了したら[FinalHE]のアプリケーションをクリックして起動します。
PSVitaの接続を待機中」の画面が出ればPC側でのセットアップは完了です。続いてVitaでのセットアップに移っていきましょう。

PCの画面は消さずに残しておいてください。この後Vitaを接続して、引き続き作業を行っていきます。

③PSVitaとPCを接続する

VitaとPCを充電ケーブルで繋いでVitaを起動し、ホーム画面から[コンテンツ管理コンテンツをコピーする]を選択します。

VitaとPCを接続できたので、一旦PCの方に戻ります。

④PC画面で[スタート]をクリック

PCの画面に戻ると「PSVitaと接続中」になっているはずなので、[スタート]ボタンをクリックしましょう。
ファイルの展開のあと、少し時間がかかりますが、「準備が完了しました」のテキストが表示されたらOKです。

それではまたPSVitaの画面に戻りましょう。

⑤PSVitaに『HENkaku』をダウンロード

メニューの中から[パソコン→PS Vita]を選択し、続いて[アプリケーションPS Vita]と進みます。
するとアプリケーションの一覧の中に[h-encore]というソフトが入っているはずです。そちらを選択し、右下の[コピー]をタップします。

コピー中のポップアップが出るのでしばし待ちます。コピーが完了しポップアップが消えたら、ホーム画面へ戻りましょう。

ホーム画面の一番下へ進み、[h-encore]アプリを起動します。トロフィーについて警告が出ますが、「はい」を選択しましょう。
アプリを起動すると[bootstrap menu]というページが表示されます。上から2つ目の[Install HENkaku]をタップしましょう。

データのインストールが始まり「Success」と表示されたら成功です。[Exit]を選択してホーム画面へと戻りましょう。これで「HENkaku」の導入は完了です。

2.VitaShellを導入する

先ほどと同じようにホーム画面の一番下にある[h-encore]を起動します。

続いては上から3番目の[Download VitaShell]をタップします。データのダウンロード後、「Success」と表示されたら完了です。

3.Autopluginを導入する手順

続いてはもう一度PC画面に戻り、以下のリンクからアプリケーションファイルをダウンロードしていきましょう。以下のリンクから[Autoplugin.vpk]という名前のファイルをクリックします。

『Autoplugin』をダウンロードする

今回もPCからデータを移すので、VitaとPCを充電ケーブルで繋いでおきます。

①VitaShellを起動する

続いてPSVitaに移り、先ほどダウンロードした[VitaShell]を起動します。
VitaShellを起動したら[SELECT]ボタンをタップして接続状況を確認しましょう。「USB connected」となっていたらOKです。

「This feature requires extended permissions」のテキストが出る場合、以下の方法を試してみてください。

設定HENkakuの設定]と進みます。
リスクのあるユーザープログラムを有効化]にチェックを入れると、上手くいくかと思います。

②PSVitaフォルダに『Autoplugin.vpk』をコピー

続いてPC画面に移り、PSVitaのフォルダを探していきましょう。「USBドライブ」と書いてあるかと思います。
ダウンロードしておいた[Autoplugin.vpk]を、Vitaのフォルダに移します。この時新しいファイルを作成して格納しておくと良いでしょう。

③VitaShellでファイルにアクセス

Vitaの画面に戻り、VitaShell内から先ほどのフォルダを探していきます。この時点でUSB接続は解除してしまってもOKです。

フォルダが見つかったら中を開き[Autoplugin.vpk]をタップしましょう。「Yes」を選択していくとインストールが始まります。

インストールが完了したら、ホーム画面から[Autoplugin]を起動しましょう。画面の指示通りにボタンを押して進めていくと、[Autoplugin2]のダウンロードが始まります。

ダウンロードが完了すると、ホーム画面に[Autoplugin2]のアプリケーションが表示されます。これで「Autoplugin」の導入も完了です。

4.PCにPSVitaを出力する

①『udcd_uvc by werpi v1.5』をインストール

それではPSVitaのホーム画面から、先ほどダウンロードした[Autoplugin2]を起動しましょう。
PSVita用プラグインプラグインのインストール]と進みます。
メニューの中から[udcd_uvc by werpi v1.5]をタップします。するとアプリケーションのインストールが始まります。

インストールが完了すると自動でPSVitaが再起動されるかと思います。再起動にならない場合は、[Autoplugin2]の最初の画面まで戻り[Autoplugin2の終了]をタップしましょう。

②Install HENkakuをタップ

再起動したらもう一度[h-encore]を起動し[Install HENkaku]をタップします。これで準備完了です。

HENkakuはPSVitaをオフにするたびにシャットダウンされてしまうので、上記のように毎回毎回インストールする必要があるのです。[Enso]を導入すればオフにならないようですが、手順が複雑になるため今回は省略しました。

③PC画面に出力する

それではいよいよPC画面に映していきましょう。VitaとPCを充電ケーブルで接続していることを確認して進めていきます。

PCの画面左下にある[]の横の検索ボックスから検索をかけ、[カメラアプリ]を起動します。
はじめはカメラに自分の顔が映ると思います。カメラアプリの右上に[切り替えボタン]があるはずなのでクリックしましょう。

切り替えボタンが表示されていない場合は、もう一度vitaを再起動してHENkakuをインストールしてみましょう。

画面の切り替えができると、PCの画面にVitaの画面が映っているはずです。これでPCの画面にPSVitaを出力することができました。

なおサウンドはPCからではなく、Vitaから出力されます。そのため映像だけPC画面を利用できるという具合になります。ゲームの操作に関しては、Vitaの入力がそのまま反映されるので、PC用のコントローラーやPS4のコントローラーを用意する必要はありません。

まとめ

上記の方法を活用すれば、VitaTVがなくてもPSVitaのゲーム画面をPCに出力してプレイすることができます。

PCの大画面を利用してPSVitaのゲームを遊んでみたいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

[PSVITA] FW3.65~3.68にHENkakuをインストールする事が可能な h-encore を導入する手順+α 4分で出来るPSVita改造(HENkaku) – 牧瀬