Appleのサービスであるファミリー共有について、使い方やメリットなど、まとめて解説していきます。
この記事の目次
ファミリー共有とは?
App Storeで購入したアプリや音楽、映画や本など、その他さまざまなサービスを最大6人の家族で共有することができる機能です。
Apple Musicなどでファミリープランを契約する場合は、ファミリー共有の登録が必要になります。
アプリの購入について
ファミリー共有では、管理者として登録している人のお支払い方法が共有されます。
iTunesやApp Storeでメンバーが何か購入する場合は、それらの請求をすべて管理者が請け負うことになります。
ファミリー共有の設定方法
この記事では、iPhone・iPadでの設定方法を解説していきます。
ファミリー共有はiOS8以降のデバイスから利用できるので、利用の際はiOSの確認とアップデートを行っておきましょう。
iPhone/iPadで設定する
ファミリー共有設定の確認・変更
ファミリーメンバーの追加
ファミリーメンバーの追加は、管理者のみ行えます。ファミリーメンバーの追加方法は、
- iMessageで登録
- 直接会って登録
- お子様用アカウントを登録
の3つから選択できます。
iMessageで登録する
直接会って登録
「Apple IDが分かりません」「Apple IDって何さ?」という人は、こちらでまとめているので参考にしてみてください。
Apple IDとは?作成方法から削除までまとめて解説お子様用アカウントを登録
承認と購入のリクエストを解除したい場合
[設定][ユーザー名][ファミリー共有]と進み、お子様用アカウントを選択します。
「承認と購入のリクエスト」をオフにすると、承認なしで購入できるようになります。
登録したかどうかの確認は?
ファミリーメンバーが登録したかどうかは、ファミリー共有の画面で相手の名前の下に表示されます。
購入アイテムの共有
App Store、iTunes Store、Apple Booksで購入したものを、ファミリーメンバーで共有することができます。
購入したものを非表示にする
購入済みに表示されたくないアプリは、非表示にすることができます。
非表示にすればメンバーからそのアプリを見られたり、ダウンロードされたりすることはありません。
非表示にしたアプリは再表示できる?
iPhone・iPadなどで非表示にしたアプリは、再表示する事はできません。
MACだとダウンロードして非表示にしたアプリは、再表示することができます。
iCloudストレージを共有する
個人でプランを契約しているメンバーはどうなる?
個人で契約しているメンバーは、ファミリープランに切り替えるか、そのまま個人で契約したプランを使うか選ぶことができます。
同時にどちらも利用することはできません。ファミリープランに切り替えた場合は、残った日数分の料金を払い戻してもらえます。
位置情報を共有する
人を探す
デバイスを探す
スクリーンタイム
スクリーンタイムを使えば、ファミリー共有に参加しているお子様に対して、iPhoneやiPadなどをどのくらい使っているかレポートを作ってくれたり、時間の制限を設けることができます。
サブスクリプションを共有
ファミリー共有に参加しているメンバーなら、Apple MusicのファミリープランやApple Arcadeなどのサブスクリプションを、最大6人で楽しむことができます。
Apple Music
Apple Arcade
メンバーの誰か1人がサブスクリプションを契約している場合は、ファミリー全員が利用できるようになります。
Apple TV+
ファミリー共有から抜ける
ファミリー共有を抜けるとどうなる?
ファミリー共有から抜けてしまうと、ファミリー共有で利用していたサービスにアクセスできなくなります。
アプリやサービスをもう一度利用したい場合は、個人で契約する必要があります。
またメンバーが購入したアプリ、本や映画といったコンテンツも利用できなくなります。メンバーの購入履歴からアプリをダウンロードし、その中で課金していた場合は、アプリを再度ダウンロード/購入する必要があります。
ファミリー共有を抜ける
「設定」「ユーザー名」「ファミリー共有」と進み、自分のユーザー名をタップして、「ファミリー共有への登録を解除」を選択します。
ファミリー共有からメンバーを削除する
[設定][ユーザー名][ファミリー共有]と進み、削除したいメンバーの名前をタップして、「削除」を選択します。
ファミリー共有を解散する
自分が管理者の場合は、「ファミリー共有」で自分の名前をタップして「ファミリー共有を停止」を選択すると、メンバーを一斉に削除することができます。